こんにちは。^_^
毎日の生活で「不動産」にかかるお金は大きいです。
余分な費用は払わなくてすめば、それにこしたことはありません。
不動産業界で働いてきて、仕事を通して学んだ節約できるコストについて
お話ししていきたいと思います。
家賃の変更が認められる場合
- 賃貸契約内容の変更は「借主、貸主双方の合意が必要」です。 → 「借りている人」「貸している人」の両方とも家賃の変更を了解する必要があります。

一方的に「値上げします」という言い分は、基本認められません。法律(借地借家法)で定めれています。
賃貸契約の基本
- 契約の基本条件は「1番初めの契約が基本」
- 契約内容の変更は「借主、貸主双方の合意が必要」

「いちばん初めの契約」とは、入居時に結んだ契約のことです。「契約書」と「重要事項説明書」などを渡されると思います。
賃貸で長く住んでいると、家賃の値上げがあることも多いですね。でも何度更新しても、基本は「一番最初の契約(入居時の契約)」の条件が基本です。借主、貸主の双方の合意がなければ、基本的に契約条件の変更はありません。
しかし、家賃に関しては「近隣相場」「社会情勢」などにより変動する事が認められています。
双方合意がなくとも家賃変更が認められる場合
「近隣相場」「社会情勢」などにより変動する事が認める場合
「周りと比べると家賃が安いから値上げする」という貸主の言い分が認められることもあるということです。でもこれには、裁判所への「調停」「訴訟」の手続が必要になりますし、調査費用もかかります。(一般住宅の場合、ほとんどありません)
賃料値上げを言われた場合にする事
- オーナー(貸主)へ値上げの理由を聞く(手紙、電話、どちらでも大丈夫です)
- 賃料値上げの代わりに、値下げできるものがないか、交渉してみる
オーナーへ交渉するとき
- 手紙、電話、どちらでも大丈夫です。(メールでもok)
- オーナーさんの言い分をしっかり聞く
- 冷静に対応する
- 賃料値上げの代わりに「管理費」「更新料」など値下げしてもらえないか聞く

賃料値上げの理由を、落ち着いてオーナーさんに聞いてみましょう。
交渉がうまくいかない場合
- とりあえず現行の金額を支払い続けてください。→ 現行の家賃を支払っている限り、すぐに退去させられる事はありません。
オーナーさんが値上げ後の家賃でないと受けとらない場合
「供託所」へ現行の家賃を納め続けてください。

受け取ってもらえないからと、そのままにしておくと「未納のため退去」させられる場合があります。
オーナーさんの中には、値上げした家賃でないと「受けとらない」とおっしゃるかたもいます。だからといってそのままにしておくと「未納のため退去」させられる場合もあります。注意してください。その場合には「供託所」へ現行の家賃を納めて下さい。
※供託所の場所は契約書に必ず、記載されています。
こんな事がおこったら、1人では不安になると思います。
専門の機関へ相談することをおすすめします。
★行政機関にも窓口があります。無料で相談できます。
※東京都の場合、都庁にあります。下にリンクを貼っておきます。
★消費生活センターでも相談に乗ってくれます。
※国民生活センターのサイトを貼っておきます。
分からない事は一人で悩まず、専門家のアドバイスをもらうのもいいかと思います。
家賃値上げは、気分の良いものではありませんが、よく起こりうる事。冷静に対処して、
防げる場合もあります。
頑張ってください。
オーナーさんも色々な事情を抱えていらっしゃる方もいます。優雅な暮らしをされている方だけでなく、生活費の一部として家賃収入が必要な人もいらっしゃいます。お互い、事情を話しあって解決できればいいですね。
この情報が、困っている方のヒントになれば、嬉しいです。
更新料の値上げの対処法などについても紹介しています。よろしければご覧ください。
★更新料値上げの場合★
https://nobinobipoka.com/役に立つ不動産情報%E3%80%804更新料/
入居時の費用を節約したい場合(どの不動産屋さんを選んだらいいかも書いています)
★入居時費用★
https://nobinobipoka.com/不動産屋のつぶやき/
退去時にかかる費用について、説明しています。節約につながると嬉しいです。
★退去時費用★
https://nobinobipoka.com/絶対役立つ不動産情報-part-2/
本日もありがとうございました。
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